World Champions Weld and Solder with Leister Equipment

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成功事例2022年11月29日

The World Roofing Championships took place in St. Gallen, Switzerland, from November 9-11, 2022. Austrian and Swiss roofers have been going neck-and-neck for years. How did it turn out this time? The best way to find out is to read the blog post by Leister roofing professional Roland Beeler. 

執筆: Roland Beeler、スイス、ライスター・テクノロジーズAGのビジネスラインPRF責任者


プラスチック成形組立加工、屋根および床事業部の責任者として、私は当然のことながら若い屋根職人向けIFDワールド・チャンピオンシップに関わっています。

IFDがライスターにスポンサーになる気があるかを打診されたとき、即座に同意しました。ライスターは若い職業人を支援することを誇りに思っています。また、屋根工事業界および屋根の仕事に携わる若い人材を助成することは当社にとって重要です。

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ライスターは、スポンサーとしてワールドカップですべての屋根職人チームに、実績のライスター屋根機材を提供しています。例えば、当社の操作性に優れたユニドライブ 500半自動溶接機および世界中の多数の屋根職人が日常的に使用しているライスターの「永遠のお伴」トリアック ATなどです。ライスターのハンダごてキットも提供しており、これにより屋根工事におけるハンダ付けは熱風を用いた環境に優しい作業になっています。

IFDルーフィング・ワールドカップ、ザンクトガレン州のOlmaエキシビジョンセンター

28歳以下の屋根職人2人のチームが隔年、IFDワールド・ルーフィング・チャンピオンシップで勝敗をかけて競い合います。今回は、Abbey Libraryで世界的に有名なSt. Gallen市で開催されます。

この競技をご存知ない方のために:IFDはInternational Federation of the Roofing Tradeの略語です。その目的は

  • そのメンバー間の永続的な絆として、
  • 職業上の共通問題を研究し、個別メンバーおよび連盟全体としてのインサイトを導き出し、
  • 国際レベルでのメンバー間に共通した経済的、ビジネス上、技術的、社会的、文化的、その他の職業上の利益を守って支援することです。

長年にわたり、オーストリアとスイスのチームは平屋根および勾配屋根のシーリングで競っており、毎回負けず劣らずの接戦を展開していますが、今年ほど、双方に喜ばしい結末はありませんでした。なぜなら、今回は2つのチームが優勝しました。オーストリアとスイスのチームが表彰台で優勝を分け合いました。

特別なこと、特筆すべきこともありました。若い女性の屋根職人が今回始めてIFDワールド・チャンピオンシップに参加しました。

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エストニアのSirelin-Iiris SammalpärgとKristella Ruutuの女性チームはシーリング部門に参加しました。

ドイツの場合は、Julia PeetzとMatthias Kremerの男女混合チームが参加しました。この2人は金属屋根部門で銅賞を受賞しました。

8か国からの参加

今年のワールド・ルーフィング・チャンピオンシップには、スイス、オーストリア、ドイツ、エストニア、ラトビア、英国、ハンガリー、ポーランドのチームが参加しました。初めは合計27チームでした。

ドキドキの競技

防水部門では、スイスの会社Sika AG製の新素材のTPOプラスチック防水シート材SikaRoof ATが使用されました。この新しい防水シート材は、非常に柔軟性に富み、大きな溶接ウインドウがあります。この防水シート材はまた、可塑剤を含まないため持続可能性に寄与します。すべてのチームでライスター製のハンディなトリアック AT熱風ガンが使用され、溶接の安全性と信頼性の高さで注目を集めました。

スイスが勾配屋根、金属屋根およびファサード部門でワールド・チャンピオンシップを獲得しました。

スイスチームは勾配屋根、金属屋根ファサード部門でもワールド・チャンピオンシップのタイトルを獲得しており、他のチームを非常に苦しめました。ドイツも、すべての部門で表彰台に立ちました。他にはポーランドとハンガリー、オーストリアが入賞しました。

防水部門でのワールド・チャンピオンシップ・チームのランクは次のとおりです:

1位:オーストリアのPatrick Jäger-NemecとFabian Mächler

1位:スイスのSimon AmreinとDominik Schwab

3位:ドイツのTim LeidigとLukas Röttig

ライスターは各勝者にトリアック AT熱風ガンを提供しました。すべてのチームと勝者の皆さん、ご苦労様でした。

ノベルティ:ブリキ職人競技会での熱風ハンダ付け

今回のシュペングラーの競技会では、参加者は初めて電気的なハンダ付けをしました。ガスと裸火はなしです。このために、参加者はライスターのトリアック AT熱風ガンとハンダごてキットを利用しました。ハンダごてキットによるハンダ付けには次のような理由がありました:

  • 安全性(裸火によるハンダ付けとは異なり火災の危険なし)
  • 正確な温度調整が可能なため精密なハンダ付けが可能
  • 温度が高すぎることがないため金属過熱の心配なし

金属屋根部門では下記のチームがワールド・チャンピオンシップを勝ち取りました:

1位:スイスのLucas LöpfeとAndeas Wirth

2位:ハンガリーのAndras MarkとNorbert Vlkosky

3位:ドイツのMatthias KremerとJulia Peetz

Lucas Löpfeは後でライスターのブースを訪れて、次のように述べています。「熱風のハンダ付けは天才的な発明ですね。」 他の多数の参加者、スーパーバイザー、屋根職人も、当社のブースを訪れ、トリアック ATとハンダごてキットを試しました。全員が熱心でした。おそらく、熱風ハンダ付けによって長期的に業界は変わっていくことでしょう。作業と材料の安全性の面からだけではなく、熱風によるハンダ付けではガスの裸火によるハンダ付けのような環境に有害な放出物がありません。

当社のブースを訪れた参加者の多くはまたユニドライブ 500半自動溶接機にも興味を示しました。展示の溶接機が、特に平屋根および勾配屋根のあらゆる重ね溶接用途向けであったためです。

ご協力に感謝いたします

IFDとスイスのライスターのサービス・セールスパートナーであるJannone AGの素晴らしくかつ信頼のおけるご協力に感謝いたします。当然のことながら、当社は2年後のIFDルーフィング・チャンピオンシップでも資材のスポンサーとなります。当社は、屋根工事業界と若い屋根職人を支援することを目標としています。

リンク

IFD (International Federation of the Roofing Trade)

スイスのライスターのサービス・セールスパートナー F. Jannone AG