執筆者 Anja Wieder、ライスターグループコーポレートマーケティングマネージャー
この連携の成功例のひとつが、産業工学 イノベーション2025プログラムを修了したエリック・バルマー氏への「ディプロマ賞」の授与です。全課程を通じて平均5.7という優秀な成績を収め、業界パートナーとの実践的なプロジェクトにも取り組んだことで、関係者全員の信頼を勝ち取りました。ライスター・グループが支援する「最優秀卒業生へのディプロマ賞」は、彼の卓越した成果を称えるものです。
展示会から経営ツールへ
HSLUのコンタクトフェアで、エリック・バルマー氏があるプロジェクトパートナーと会話を交わしたことから、若き卒業生の成功物語が始まりました。この出会いがきっかけとなり、最初は産業プロジェクトが立ち上がり、やがて彼の学士論文の基盤となりました。「経営陣と密に連携しながら、戦略目標、指標、施策、そして明確な可視化を備えたバランス・スコアカードを開発しました」とエリック氏は語ります。
完成したExcelツールは、企業戦略の実行における中核的な管理ツールとして活用されており、大学で培った実践的な知識がいかに現実の価値を生み出すかを示す、印象的な事例となっています。
ディプロマ賞 – 特別表彰
「自分の成果を認めてもらえるのは嬉しいことですし、未来への追い風にもなります。」 そしてその未来はすでに動き始めています。この秋から、エリックはHSLUで修士課程をスタートさせると同時に、パートタイムのインターンシップで初めての実務経験を積む予定です。
この組み合わせは、HSLUイノベーション・技術経営研究所の所長であるミシェル・ケラーハルス教授によれば、現代の高等教育の理想的な形だといいます:「学生は、理論的な知識を実際のビジネスの場で応用することで、大きな恩恵を受けます。企業との連携によるプロジェクト、ケーススタディ、卒業論文は、理解を深めるだけでなく、個人の成長にもつながります。多くの場合、インターンシップや直接的なキャリアの入り口にもなります。」
ディプロマ賞そのものも、単なる学位以上の意味を持っています。「この賞は、学業の成果の裏にある実践性、意欲、そして品質を、将来の雇用主に伝えるシグナルとなります。」 エリックにとって、この賞は誇りとモチベーションであると同時に、次のキャリアステップへの価値ある名刺でもあるのです。