執筆者: ヴィヴィ・ファン/ マーコム責任者 / ライスターテクノロジーズ中国
上海にある老港(ラオガン)埋立処分場は、その巨大な規模からアジアでも最大級の埋立施設のひとつとして知られています。1985年に建設が始まり、当初から上海市で発生する家庭ごみの70%以上を毎日処理することを目的として設計されました。
土砂埋立方式から遮水構造型埋立へ ― 埋立処理の新時代
老港(ラオガン)埋立処分場は、5期にわたる拡張工事を経て、現在では上海の主要な埋立拠点へと発展しています。第1〜第3期で3.26平方キロメートル、第4期でさらに3.36平方キロメートルをカバーし、着実に規模を拡大してきました。近年、中国の廃棄物処理政策は、従来の土砂埋立方式から、焼却後の廃棄物を扱う遮水構造型埋立方式へと移行しています。この新しいアプローチを反映した第5期では、合計1,200基のタンク型埋立設備に遮水構造技術を導入し、総容量は30万立方メートルに達します。完成は2025年11月に予定されています。