LQSを搭載したバリマット700型自走機による屋上防水の施工管理

成功事例2025年4月11日
ライスター・クオリティ・システム(LQS)を搭載したバリマット 700型自走機は、正確な品質管理、高い生産性、溶着データの記録を通じて、屋上防水施工における新たな基準を確立します。このブログ記事から、米国のSingle Ply Experts社がどのようにLQSを活用しているかをご覧ください。

著者: Brittany Wykle氏、屋上防水の協会に所属するスペシャリスト

2024年1月の発売以来、バリマット700型自走機はその優れた性能と、ライスター・クオリティ・システム(LQS)の搭載によって、世界中の関係者に強い関心を呼び起こしています。実績あるバリマットシリーズの最新モデルである本機は、人間工学、高精度な制御、デジタルネットワークへの対応、信頼性の高いデータ管理など、現代の屋上防水施工のプロフェッショナルが求める要件を満たしています。

カリフォルニア州レイクフォレストにある防水施工会社の創業者、Eduardo Huitron氏は、国際屋根博覧会(IRE)でバリマット 700を目にし、その場で導入を即決しました。ライスター製品を長年使用している彼は、屋上防水の品質向上と効率化を目指し、先進的な技術導入に常に積極的に取り組んでいます。

Huitron氏は、バリマット 700の新しいデザインに特に感銘を受けました。コンパクトなケースは現場での取り回しを容易にし、追加重りが本体上部に設置されたことにより、機器の調整が常に手元で管理できるようになっています。もう1つの利点は、防水シート毎に合わせた設定を事前にLQSに登録できる事です。温度やスピードを毎回設定する必要が無く、溶着前の準備時間が大幅に短縮されました。

品質を測定可能にする – ライスター品質システム

品質を「見える化」する ― ライスター・クオリティ・システム(LQS) 速度・温度・風量・溶着圧力・電圧など、関連するすべての溶着パラメーターを記録します。データはmyLeisterアプリからいつでもアクセスでき、クラウドベースのレポートに集約されます。

Eduardo Huitron氏にとって、LQSは単なる管理機能ではありません。若手のチームメンバーが正確な溶着方法を学び、理解を深め、施工の再現性と品質を確保するための有効なツールとなっています。

生産性の向上 – チームワークの促進

バリマット 700の使用は、シート溶着の効率化と透明性の面で大きな利点があります。Single Ply Roofing Experts社の施工チームは、より正確な見積計算、現場における日々の施工目標と結果との比較、顧客との打合せや報告などにLQSのデータを使用しています。溶着作業の進捗状況を透明性のあるLQSのデータを用いて発表し、顧客の信頼をさらに強化するために、週次のレポートも作成しています。

Huitron氏にとって、バリマット 700は単なる高性能な自走機以上の存在であり、日々の溶着作業における品質、生産性、進捗管理における成功要因となっています。ライスター製品が持つ溶着技術とデジタル管理機能の融合により、バリマット 700は屋上防水施工において新たな基準を求める方に最適なツールとなりました。

これは、Single Ply Experts社(米国)の施工でも実証されています。

  • Pechanga Temecula casinoは4年間の施工プロジェクトです。
  • 高い施工管理が要求される、トヨタと現代自動車の販売会社向けの屋上防水施工。

大規模な現場や複雑な構造の屋上でも、バリマット 700なら再現性のある溶着作業が可能です。

LQSを搭載したバリマット 700 型自走機に興味がありますか?

屋上防水施工をより生産的にしたいですか? バリマット 700をご検討ください。ご質問をお待ちしております。

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安定した屋上防水施工:VARIMAT 700