著者: Brittany Wykle氏、屋上防水の協会に所属するスペシャリスト
2024年1月の発売以来、バリマット700型自走機はその優れた性能と、ライスター・クオリティ・システム(LQS)の搭載によって、世界中の関係者に強い関心を呼び起こしています。実績あるバリマットシリーズの最新モデルである本機は、人間工学、高精度な制御、デジタルネットワークへの対応、信頼性の高いデータ管理など、現代の屋上防水施工のプロフェッショナルが求める要件を満たしています。
カリフォルニア州レイクフォレストにある防水施工会社の創業者、Eduardo Huitron氏は、国際屋根博覧会(IRE)でバリマット 700を目にし、その場で導入を即決しました。ライスター製品を長年使用している彼は、屋上防水の品質向上と効率化を目指し、先進的な技術導入に常に積極的に取り組んでいます。
Huitron氏は、バリマット 700の新しいデザインに特に感銘を受けました。コンパクトなケースは現場での取り回しを容易にし、追加重りが本体上部に設置されたことにより、機器の調整が常に手元で管理できるようになっています。もう1つの利点は、防水シート毎に合わせた設定を事前にLQSに登録できる事です。温度やスピードを毎回設定する必要が無く、溶着前の準備時間が大幅に短縮されました。
品質を測定可能にする – ライスター品質システム
品質を「見える化」する ― ライスター・クオリティ・システム(LQS) 速度・温度・風量・溶着圧力・電圧など、関連するすべての溶着パラメーターを記録します。データはmyLeisterアプリからいつでもアクセスでき、クラウドベースのレポートに集約されます。
Eduardo Huitron氏にとって、LQSは単なる管理機能ではありません。若手のチームメンバーが正確な溶着方法を学び、理解を深め、施工の再現性と品質を確保するための有効なツールとなっています。